SNS型ロマンス詐欺の被害です。
ネットショップの経営を勧められた周南市の50代の男性が、現金およそ71万円をだまし取られる被害にあいました。
周南市警察署によりますと、ことし4月上旬ごろ周南市に住む50代の男性のSNSに「友達になって欲しい」と女性名義のアカウントからメッセージが届きました。
やりとりを続けるなかで相手に恋愛感情を抱いていった男性。
相手から「ネットショップを経営しないか。元手の資金も3万円から5万円で始められる。」などと勧められ、ネットショップサイトでのアカウント登録を行ったという事です。
その後、紹介されたネットショップのカスタマーセンタースタッフ名義のアカウントから「お金を送金して注文を処理する必要がある。注文を処理しないと違約賠償金が発生し告発をする。売り上げに対する税金が必要。」などと言われ、話を信じた男性は4月21日から5月3日までの間5回にわたり現金あわせて70万9000円を指定された口座に振り込みました。
しかし、何度も追加の振り込みを請求されたため不審に思い警察に相談し、詐欺だとわかったということです。
警察ではSNSでお金を要求するのは詐欺の手口だとして家族や知人、警察に相談するよう注意を呼び掛けています。