17年間、徳山動物園で愛されてきたアムールトラのケンが今月26日死に献花台が設置されました。
威厳のある風格で徳山動物園の人気者だったアムールトラのケン。
献花台は、ケンが長年過ごした獣舎の前に設置されました。
ケンは2006年、静岡市の日本平動物園で生まれ、翌年、徳山動物園にやってきました。
去年10月ごろから後ろ足がふらつくなど徐々に歩行時間が短くなっていました。
ことし4月には食欲の低下も見られるようになり、今月26日に死んだということです。
18歳で、人間の年齢にすると80歳から90歳くらいの高齢でした。
(津田祐希飼育員)
「体も大きくておだやかなトラだったのでトラとして威厳のあるかっこいいトラだったと思う。だいぶ長いこと苦しい期間はあったと思うので、今はゆっくり休んでほしい。」
徳山動物園では後日お別れの会を開く予定です。