去年夏の大雨の影響で一部区間が運休となっているJR山陰線。
JR西日本は来月の一部運転再開に向けた復旧工事の様子を報道陣に公開しました。
公開さえれたのは山陰線の長門二見駅近くの線路、去年6月末からの大雨で土砂が流れ込み線路ののり面が崩れるなどの被害が出ました。
崩れたのり面の修復や線路に砂利を敷きなおす作業が行われていました。
JR山陰線は粟野川橋梁の橋脚が傾くなど69ヶ所で被災、小串駅から長門市駅の間で運休が続いていました。
ことし3月から復旧に向けた工事が行われ、来月22日から長門市・人丸間と滝部・小串間の2区間で通学時間帯を中心に運転が再開されます。
また、この2区間では線路の機能確認などのために来月7日から試運転列車が走行します。
(JR西日本山口土木技術センター 西田幹嗣所長)
「6月7日からは試運転列車が走行しますので踏切などを通行される場合はご注意願いたい」
これまで運行していた長門市-小串間の代行バスについては列車の運転再開後も時刻や運転区間を一部変更し、引き続き運行します。
運休が続く人丸・滝部間を含む山陰線全線の運転再開は来年度を見込んでいます。
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