障害のある人や病気を抱える人に気軽に動物と触れ合ってもらおうと、周南市の徳山動物園では6月の休園日に当事者やその家族を招待することになりました。
徳山動物園では6月11日の休園日に障害のある人などを招待する「ドリームデイ アット ザ とくやまズー」を開催することにしています。
ドリームデイは1988年にオランダの動物園が障害のある人やその家族が気兼ねなく楽しめるようにと始めた取り組みで、国内での動物園ではおよそ30か所で実施されています。
対象となるのは障がい者手帳を持っている人や支援学校に通う児童生徒などで、年齢制限はなく来園時に障害者手帳の提示は求めないということです。
当日は、ボランティアを多数配置し当事者それぞれの症状に合わせた対応をしたいとしています。
(藤井律子市長)「例えば手話通訳がほしい人には手話通訳のボランティアをつけます。誰もが来やすいように、我々門戸を広げてその人その人に寄り添うような形で動物と触れ合っていただきたい。」
申し込みの締め切りは6月8日まででEメールまたは電話などで申し込みができます。
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