山口、広島、熊本など6県で電子タバコ等を繰り返し盗んだ疑いで、山口県警岩国署は3日、北九州市の親子3人を書類送検し、捜査を終えました。
窃盗の疑いで書類送検されたのは、北九州市門司区に住む建設業の男(43)、妻の無職の女(42)、同市八幡西区に住む長男の鉄筋工の男(23)の3人です。
警察によりますと3人はことし1月以降、山口・広島・福岡・佐賀・長崎・熊本の6県のコンビニ等で、電子タバコ等110点(被害総額38万3949円相当)を万引きした疑いが持たれています。
主に幹線道路沿いのドラッグストアやコンビニを狙い、母が運転役を、父が店員に話しかけて注意を逸らす役を、息子が窃盗の実行役をそれぞれ担い、転売目的だったとみています。
3人は山口県岩国市内のコンビニで電子タバコ2点を盗んだ疑いで3月20日に逮捕され、その後、本人らの自供や防犯カメラの捜査等で余罪が判明したということです。
3人は容疑を認めています。