低気圧によるまとまった雲は、北日本の太平洋側へと離れていきました。現在県内にほとんど雲はかかっておらず、広く晴れています。
この先、県内は西から張り出す高気圧に覆われる見込みです。梅雨前線は南西諸島の南側にあり、北からの寒気によって前線の北上が押さえつけられている状況です。
きょう6月4日(火)が県内における梅雨入りの平年日ですが、前線はまだしばらく南で停滞する見込みです。
ただ、今週末頃になると上空の寒気や、高気圧が東へと離れ9日(日)、そして来週の10日(月)と九州南岸付近まで前線が北上し、県内は雲が増え少し雨が降る可能性も出てきます。前線がこのまま西日本付近に定着するかどうかは、まだハッキリと見えない状況ですが、少しずつ梅雨の季節は迫ってきそうです。
県内は午前中、湿った空気の影響でところどころ雲に覆われますが、大きく天気の崩れる心配はありません。午後ほどしっかり日ざしが届く見込みです。
日中の最高気温は各地、きのう3日(月)とだいたい同じくらいの気温となりそうです。
朝は空気がヒンヤリするため、日中との寒暖差に対応しやすい服装選びを心がけましょう。
しばらくは晴れたり曇ったりの空模様が続く見込みですが、日中は徐々に気温が上がり、今週後半になると少し蒸し暑さを感じる空気へと変わっていきそうです。
9日(日)から来週の10日(月)は梅雨前線が北上する影響で、雲が多くなる予想です。
紫外線情報です。きょう4日(火)は一日、よく晴れるので各地で非常に強くなる見込みです。短時間の外出でも、しっかりと対策を行いましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)