ミカンの生産が盛んな周防大島町でミカンの収穫や出荷を行わない時期に花を生産し農家の安定的な収入を目指す花木生産組合が設立されました。
周防大島花木生産組合には町内のミカン農家や新規就農者など10人が加入していて先月、設立総会が開かれました。
周防大島町の基幹産業であるミカンは例年10月~12月に収穫し、1月中旬には出荷が終了するためミカンだけでは春から秋にかけての収入が見込めない状況です。
組合では春から秋にかけアカシアやミモザ、ユーカリなどの花木の出荷を目指します。
組合長である國司崇生さんやその父親がこれまでミカンと並行して花木を生産してきたノウハウを他の組合員に教えミカン農家がミカンの生産時期以外でも収入を得られるようにしていきたいとしています。
(周防大島花木生産組合 國司崇生組合長)
「周防大島のみかん農家の方が少しでも収入の助けになるように 生産していただけると」「少しでも自分の生活にゆとりができるようにもっていけると最高なんじゃないかなと思っております」
周防大島花木生産組合では今後、市場視察といった勉強会や品評会への花の出品もしていきたいとしています。
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