金への投資を勧めるSNS型の投資詐欺で、岩国市に住む60代の女性が2330万円相当の暗号資産などを騙し取られました。
岩国警察署によりますと、女性は去年10月、SNSで知り合った人物から金への投資を勧められ、投資アプリをインストール。
「私は金の取引で利益を得たばかり」「10万~20万円から始められる」などと言われ、話を信じた女性は投資金として現金10万円を指定された口座に振り込みました。
さらに、投資方法を現金から暗号資産に変更するよう指示され、ことし1月~3月の間、6回にわたり、投資名目や利益出金費用名目で暗号資産2330万円相当を送金し、騙し取られました。
その後、相手から現金約100万円がキャッシュバックされたことから、女性はさらに「投資」をしようと費用捻出のため銀行を訪れ、行員から指摘されて詐欺と気付いたということです。
警察は、「SNSでお金を要求するのは詐欺の手口」と注意を呼びかけています。