開校からおよそ90年続く学校の伝統行事です。
田布施農工高校の1年生が昔ながらの手作業の田植えを体験しました。
田布施農工高校では前身の田布施農業が開校した1935年以来、地域の文化や伝統について理解を深めてもらおうと毎年、手作業での田植えを続けています。
1年生およそ100人が学校そばの田んぼ=およそ30アールに苗を植えました。
3年生も和太鼓の演奏や早乙女衣装で田植えを盛り上げます。
(1年生は)
「とても体を使う仕事なので昔は毎年やっていたのはすごいと思いました。害虫からも食べられずすくすくおいしいお米に育ってくれたら。」
(3年生)
「みんなが食べておいしいなと思えるお米に育ってほしい。」
田植えの後には植え終わりを祝う農村の伝統行事「さのぼり」を取り入れて、校内で意見発表会が行われました。
植えた稲は10月末ごろに収穫し、学校の祭りで販売する予定となっています。
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