下松市に住むウクライナ人女性が一時帰国することになり、無事を願って送り出す会が、8日に周南市で開かれました。
下松市に住む、古谷(ふるや)ニーナさんは、今月中旬から子ども2人を連れて母国ウクライナに一時帰国する予定です。
この日は、周南で国際交流を支援する団体が「日本の平和な思い出を持ち帰ってほしい」と着物の着付け体験を行いました。
「(洋服とは)違いますか?」
「はい しっかりと絞られています」
今回帰国を決めたのは、ウクライナで戦場に出ていた弟が一時的に家に帰ってくるためです。
古谷ニーナさん
「絶対安全なところはないので、悩んだが行く価値がある。自分も家族と会いたいし、自分の子どもも見せたいし、子どもにもウクライナを見せたい。」
夫・晃一さん
「これが(ウクライナの家族に)会える最後かもしれない。行ってほしいけど、行ってほしくない。」
ニーナさんたちは、6月中旬に帰国の途につき、秋ごろには日本に戻ってくるということです。
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