上関町は下松市の建設機械のレンタル会社・光東と、災害時に応急対策用の資機材を優先的に借り受ける防災協定を結びました。
締結式には下松市に本社を置く建設機械のレンタル会社=光東の東日出夫会長と上関町の西哲夫町長が出席し協定書に調印しました。
協定により災害が発生した際、上関町は光東に対しブルドーザーなどの建設機械のほか、仮設トイレや発電機など避難所に必要な資材を貸し出すよう要請することができます。
集落が点在し高齢者の多い上関町では、地区を離れて避難することが困難な人が多く、大規模な災害が起こった際には各地区の避難所が重要な役割を果たすといいます。
協定締結に合わせ、光東から町には投光器25台も寄贈されました。
(光東・東日出夫会長)「いざということがあれば、いつでも声をかけていただいて、私どももお手伝いさせていただきたい。」
光東は2013年に山口市や萩市を襲った豪雨災害をきっかけに、県内の各市町と防災協定の締結を進めていて、上関町で15自治体目。年内にはすべての市町と協定を結ぶ予定ということです。
この記事の動画はこちらから再生できます