弥生時代の人々の生活を知ろうと、下関市豊北町の子どもたちが古代のお米である「赤米」の田植えを体験しました。
下関市豊北町の土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムの田んぼで田植えをしたのは、豊北小学校の5年生27人です。
子ども達は、弥生時代の衣服である「貫頭衣」を着て田んぼに入りました。
2300年から2000年前の弥生時代の集団墓地である土井ヶ浜遺跡からは、およそ300体の人骨のほか、収穫の際に使われる石包丁も出土しています。
また遺跡の近くでは、田んぼの跡も見つかっています。
赤米は弥生時代に植えられていたとされる古代米です。
田植えは子ども達にふるさとの歴史に関心を持ってもらおうと、30年以上に渡って続けられています。
赤米は農薬や肥料を使わずに育てられ、10月末頃に子ども達が収穫します。
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