下関市豊北町で高校生がモクズガニの稚ガニを山に放しました。
モクズガニを放したのは、「地域探求」という授業の環境・自然コースで学んでいる下関北高校の2年生4人です。
粟野川漁協の岩本憲慈組合長から稚ガニは、川ではなく山に放しますなどと説明を受けました。
(岩本組合長)「川に放したら(小さいから)魚のえさになる。それで山に放す」
生徒たちは甲羅の大きさが5ミリほどのモクズガニ1000匹を山に放しました。
(岩本組合長)「今から7、8年山で大きくなる。そして卵を持ったら川に下っていく。」
モクズガニ漁の解禁は7月ですが、生徒たちは特別な許可を得て、5月に川にかごを仕掛けてモクズガニを捕獲し、それをゆでて食べる体験もしました。
(生徒)「おいしかったです。」「川の中で過ごすのではなくて、最初の頃は山の中で過ごす事を知りました。」
生徒たちは、今後、猟師からシカの生態や被害等についても話を聞くことになっています。
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