梅雨入りを前に周南市と防府市の消防本部が合同で土砂災害対応訓練を行いました。
12日に周南市の会社の敷地で行われた訓練は、山で土砂崩れが発生し人が巻き込まれたという想定で行われました。
周南市消防本部の隊員が先に現場に到着し救助の準備をしていたところに、協力要請を受けた防府市消防本部の隊員が合流します。
大規模な災害が発生した際には、こうした消防組織間の連携が不可欠だといいます。
この日はそれぞれの隊員同士が意思疎通を図りながら救助活動に取り組んでいました。
(周南市消防署・江舟 一彦署長)「これから本格的な出水期を迎えるにあたって、他機関、消防団などと連携した訓練を実施することで、実災害に対して迅速な活動ができることを目的としている。」
(防府市消防署・田村 佳也署長)「いろんな場所で災害が起こる。その場の責任者がしっかりと(援助に)きた消防本部にしっかり指示・伝達できるように頑張っていきたい。」
今回の訓練では、現場の全体像の把握や2次被害防止のためのドローンや、土砂崩れの前兆を感知する建物崩落・土砂監視センサーも使用されました。
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