田布施町議会総務文教委員会が17日開かれ、上関町で調査が進められている使用済み核燃料中間貯蔵施設について建設に反対するよう議会に求める2つの陳情が審査されました。
陳情は2つとも継続審査となりました。
田布施町議会には中間貯蔵施設に反対する町内の団体が2月27日、議会に対して中間貯蔵施設建設に反対する決議の採択を求め陳情を提出。
町議会3月定例会で審査されましたが「町民の意見を十分に聞くことができていない」などとして継続審査となっていました。
また議会には、5月17日、田布施町連合婦人会からも中間貯蔵施設に反対するよう求める署名が提出されました。
17日開かれた田布施町議会総務文教委員会ではこれら2つの陳情を審査しましたが「中間貯蔵施設の説明を中国電力や国に求めることが第一」「まだ、可否を決める段階にない」などとして2つの陳情とも継続審査となりました。
今回の陳情に合わせ住民団体からは3013人分(町外含む)、連合婦人会からは359人分(町外含む)の中間貯蔵施設建設に反対する署名が議会あてに提出されていました。