山口県内のカラオケ店ではいま、防犯に力を入れた広報映像が流れています。
幅広い世代で盛り上がるカラオケボックス。
ここに今月6日から流れているのが、SNSなどで実行役を募るいわゆる「闇バイト」やうそ電話詐欺の防止を呼びかける広報映像です。
警察庁が作成した2種類があり、曲と曲の合間にランダムで表示されます。
この取り組みは、岩国市在住で防犯活動に取り組む日本カラオケボックス協会連合会の仲間信男理事長と警察が協力し、今月6日から来月3日まで全国のカラオケ店で実施されています。
18日は山口市のカラオケ店に地域の防犯ボランティアなどおよそ10人が集まり、実際に流れている広報映像を見学しました。
(山口学芸大学2年生)
「カラオケはよく行くと思うのでそこで流すのは目に入りやすいのでいいなと思う」
(カラオケ湯クラブ津田一成副店長)
「特にいま闇バイトが増えてきているので若い方を守る大人が協力できることをしていきたいと思う」
県内でも、ことし3月にいわゆる「闇バイト」がきっかけとみられる強盗致傷事件が発生したほか、うそ電話詐欺の被害も前年を上回る状況です。
警察は、今回の取り組みで幅広い世代への注意喚起に期待を寄せています。
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