鳥インフルエンザの感染を防ぐため屋内施設で飼育されていた宇部市ときわ公園のハクチョウが18日、湖に放たれました。
宇部市のときわ公園では現在コブハクチョウ6羽とコクチョウ1羽が飼育されていて、鳥インフルエンザの感染リスクが高い秋ごろからいまの時期までは屋内の施設で過ごします。
このうちつがい1組のコブハクチョウとコクチョウ1羽が放鳥されることとなり、体重測定など健康状態を確認したあと、湖に放たれました。
およそ7か月ぶりの湖。早速、ハクチョウたちは湖の端まで泳いで水浴びなどを楽しんでいる様子でした。
ことしはこのコブハクチョウのつがいが一時抱卵していたことから去年より遅い時期の放鳥となりました。
(ときわ動物園 多々良 成紀園長)
「繁殖には至らなかったんですけれどもそれがひと段落しましたので。常盤湖の象徴ですから。散策しながらハクチョウものんびり眺めていただけたら」
園では残りの4羽については羽根や目の治療などがあることから、健康状態をみながら放鳥する予定です。