性的マイノリティへの理解を深めてもらおうと今月、山口市で行われる「プライドパレード」について実行委員会が参加を呼びかけをしました。
山口レインボープライドの実行委員長=田中愛生さんが県庁で会見を開き、今月29日、山口市の中央公園を発着点とするプライドパレードを行うことを説明し、参加を呼びかけました。
「山口にLGBTQの人たちがいることを可視化する。どんな困りごと、悩みがあるのか周りの人に考えて感じてられる イベントになれば」
プライドパレードは性的マイノリティの当事者団体やその理解者らが行進するもので去年に続いて2回目となります。
同性パートナーを婚姻に相当する関係として承認する「同性パートナーシップ宣誓制度」は宇部市、山口市、阿武町で始まっているほか、9月からは県が導入する予定です。
実行委員長の田中さんは「全国的にはパレードの最中に心無い言葉を言われることもあるが山口では温かく受け入れてもらえている」と話し、前回の200人を大幅に上回る500人を目指してパレードの参加を呼びかけました。
実行委員会のHPで事前登録できるほか、当日も受け付けるということです。
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