山口市に住む60代の男性が現金あわせて2000万円余りをだまし取られる詐欺被害にあいました。
警察によりますと、山口市に住む60代の男性はことし3月16日、SNSを通じて知り合った投資アドバイザーを名乗る人物などから、「儲けることができる。勝率90%以上を保証する」などと投資を勧められました。
話を信じた男性は指示されるままにサイトでアカウントを作成。
その後、11回にわたり指定された銀行口座に現金1438万円を振り込み、だまし取られました。
また、男性は同時期に別のアカウントからも暗号資産の投資を勧められ、同様に現金615万円をだまし取られました。
警察では同じ犯人による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。
男性の銀行口座には、これまでに利益として現金200万円近くが振り込まれていて、男性は投資がうまくいっていると信じ込んでしまったということです。
警察は、「投資を装ってSNSでお金を要求するのは詐欺の手口」として注意を呼びかけています。