去年6月末からの大雨で被災し、不通となっていたJR山陰線の一部区間で、22日から運転が再開されました。運転再開はおよそ1年ぶりです。
JR山陰線は、去年6月末からの大雨の影響で、長門市駅から小串駅の区間が不通となっていました。
運転が再開されたのは、長門市・人丸間と滝部・小串間で通学時間帯を中心に、長門市・人丸間が上下線合わせて12本、滝部・小串間が16本となっています。
JR西日本では、今月7日から試運転を行うなどして、再開に備えてきました。
滝部駅では、下関駅などに向かう利用者の姿が見られました。
(利用者)
「下関まで仕事です
今まで家から小串まで車で行って、小串に駐車場を借りてそこから行っていた」
「川棚の方に行きます。
買い物で長門市から全部列車が走れば、それに越したことはない」
山陰線の残る不通区間は人丸・滝部間で、傾いた粟野川橋梁の復旧工事が始まり、来年度中の運転再開を目指しています。
また、代行バスは、時刻や区間を変更して引き続き運行されます。
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