陸上自衛隊で最も過酷とされる「レンジャー訓練」を終えた隊員がきょう(24日)山口駐屯地に帰ってきました。
有事や災害時、最前線で任務を行う「レンジャー」。
3か月間の養成訓練では、体力を鍛え、時に食料や水、睡眠が制限されるなか険しい山を登ることもあり、陸上自衛隊で「最も過酷な訓練」とされています。
ことしは中国地方の駐屯地から20歳から31歳の15人が参加しました。
このうち訓練を終えたのは11人で駐屯地に帰ってくると仲間や家族に出迎えられました。
徽章が渡され、レンジャーに認められた隊員たち。(
こちらの隊員は名前にちなんだ「桃」で仲間にもてなされました。
(隊員)
「いままで食べた桃で一番おいしい。ありがとう」
「(家族を)ずっと思い浮かべていたんで心がほっと安心しました」
(妻)
「無事に帰ってきてくれてよかったです」
(隊員)
「自分の弱さを知ったので高みを目指してやっていかないとなと強く思いました」
レンジャーたちはそれぞれの部隊に戻り、災害時などさまざまな任務に対応するということです。
この記事の動画はこちらから再生できます