県議会ではきょう(24日)、代表質問が行われ、村岡知事は周南市で自動運転バスの実証実験に取り組み、中山間地域での実装を目指すとしました。
きょうの県議会で「デジタルによる魅力ある県づくり」について聞かれた村岡知事は次のように答弁しました。
(村岡知事)
「県が主導し、周南市において、 市や地元バス事業者等と連携し、自動運転バスの実証に取り組むこととし、運用面での様々な課題の把握とともに、Yベースの機能を生かし、運行データの分析なども行います」
県は周南市での自動運転バスの実証実験に向けて国に補助金申請をしていてこのたび、国も全国で99件、事業採択したと発表しています。
詳細は明らかになっていませんが交通手段の確保を目的に運行データを分析し中山間地域での展開を目指すということです。
一方、阿久津県警本部長はSNS型投資詐欺とロマンス詐欺の被害額が去年1年間を超えたことを明らかにしました。
(阿久津本部長)
「県内でも、昨日6月23日現在、 56件、約4億5000万円の被害が発生しています。うそ電話詐欺についても45件約2億円の被害が発生しており、いずれもこの時点で既に去年1年間の被害額を超える極めて深刻な情勢にあります」
阿久津県警本部長は、金融機関に迅速な通報を求める協力依頼を行っているほか、市町と連携した対策を強化し、被害抑止に努めるとしました。
また、警察庁の人事がきょう発表され阿久津本部長は本庁のサイバー警察局に異動し、後任として警察庁交通局付けの熊坂隆警視監が着任することになりました。
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