●一日どんよりとした空模様。ところどころでにわか雨の可能性あるが、雨が降ってもパラパラとした弱い雨となる予想。
●前線の北上と低気圧の通過により、あさって27日(木)から28日(金)ごろは、災害発生の心配も高まるようなまとまった雨が降る見込み。
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昨夜、まとまった雨雲は徐々に東へと抜けていきました。
きょう25日(火)午前6時現在、県内の雨は止んでいますが、広く雲に覆われています。
また九州南部付近には、梅雨前線によるまとまった雨雲が見えます。
この先、梅雨前線は九州南部付近まで南下する予想です。
このため午前中はどんよりとした空模様で、雨は小康状態となりそうです。活発な雨雲の流れ込みは九州が中心ではあるものの、前線の微妙な揺れ動き次第で、時折九州の雨雲が北に広がって、県内も雨の降る可能性があると見込んでいます。
きょう25日(火)は雨が降っても、一時的でパラパラとした弱い雨なので、折り畳み傘の準備があるといいでしょう。
そして、次に再び県内で災害発生の心配も高まるような、まとまった雨が降るのは、前線の北上そして低気圧通過の、あさって27日(木)から28日(金)ごろと見込んでいます。ここでは、23日(日)の日中にあったような激しい雨や風が心配な空模様となりそうです。
日中の最高気温は各地26度前後。きのうと同じくらいの気温で、各地ジメジメした暑さとなりそうです。
しばらく雨の日が続く見込みです。この先再び梅雨前線が県内付近まで北上し、さらに活動も活発になることで、いっそう雨が降りやすい梅雨の最盛期らしい空模様にとなる見込みです。
あさって27日(木)から28日(金)が、次の雨のヤマ場で時折激しく降り、再び大雨への緊張感が高まる状況となるおそれがあります。その後、今週末から7月の初めも、度々ぐずつく天気ですが、ジメジメ感は一層増し、曇りや雨でも最高気温が30度以上となる日も出てくる予想です。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)