消防士としての技能を競います。
災害時の人命救助の技術を競う大会がきょう(27日)県消防学校で開かれました。
参加したのは、県内の消防本部や消防局に勤務する消防士およそ220人です。
この大会は、大雨などの災害時を想定し、救助活動に必要なさまざまな技術の正確さやスピードを競うものです。
大会は毎年この時期に開かれていてことしで50回目を迎えました。
ロープブリッジと呼ばれるこちらの競技は、河川など歩いて渡れない場所での救助活動を想定。
水平に張られたロープをつたい片道20メートルを往復するタイムを競いました。
このほか、チームで協力し、狭い場所での救助を想定した競技なども行われ、参加した消防士たちは日ごろの訓練の成果を発揮していました。
( 防府市消防本部 田中聖弥消防副士長)
「4月から訓練を積み重ねているのでいい結果が出たかと思う。呼吸器やロープの取り扱いの技術を高めることができているので必ず市民の皆さんに還元できるのではないかと思う」
この大会の成績上位者は、来月、岡山県で開かれる中国大会に出場し、8月にある全国大会を目指します。
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