行方不明者の捜索などを行う「嘱託警察犬」の技能審査がきょう(27日)山口市で行われました。
一般の人が訓練を行い、いざという時に行方不明者の捜索などにあたる嘱託警察犬。きょうの技能審査には27頭が参加しました。
審査は2種目…こちらはにおいをかぎわける種目。
犯人のものとする匂いを事前に嗅ぎ、その後、同じ匂いがついた布を複数のなかから選びます。
4回のうち、3回正しい布を選ぶことができれば合格です。
県警によると、嘱託警察犬の出動は去年1年間で45件あり、このうちの2件では実際に行方不明者の発見につながったということです。
(宇部警察犬家庭犬訓練所 松常龍次さん)
「現場でたった1分でも早く発見してあげるのが目的で訓練している」
「人助けなので、そういった場面で活躍してほしい」
きょうの審査で成績上位となった嘱託警察犬とその指導者は、後日県警から表彰される予定です。
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