これ以上大切な“いのち”が奪われないように…
亡くなった人の等身大のパネルが“いのち”を問いかける生命のメッセージ展があすから周南公立大学で開かれます。
27日はボランティアで集まった周南公立大学の学生が準備をしました。
丁寧に運んでいるのはメッセンジャーと呼ばれる事件や事故で亡くなった人たちの等身大のパネルです。
パネルには彼ら彼女らの顔写真や遺族らのメッセージ、そして足元には当時愛用していた靴が置かれます。
(京井和子さん)
「命の大切さも一つですし、生きているのが当たり前じゃないんだなと感じていただいたりとかでも感じることはみなさん自由なので」
生命のメッセージ展は2001年から全国各地で行われていて、防府市の京井和子さんはこの活動が始まった当初から携わっています。
京井さんは24年前に飲酒運転の事故で当時4歳の長女を亡くしています。
(学生)
「交通事故が多くて、注意していかないと急になくなっちゃったりするから気を付けていかないと。」
「日々の生活の中で命を失う機会は多くあることを知ったし、死の危険性は隣り合わせだからこそ今を大切に生きていかなくてはいけないなと思った。」
39人のメッセンジャーが「いのち」を問いかける生命のメッセージ展はあすから3日間、周南公立大学で開かれます。
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