性的マイノリティへの理解を広げようと山口市で当事者団体などがパレードを行いました。
今回で2回目となる「プライドパレード」は性的マイノリティの当事者団体や支援者などが行いました。
先頭を歩いたのはゲイであることを公表している山口市の田中 愛生さんで、実行委員長として多くの人に参加を呼びかけました。
(山口レインボープライド2024実行委員会 田中 愛生委員長)
「数年前までは山口っていわゆるLGBTQの人たちっていないよね、みたいな風潮だったのがだんだん最近変わってきて。表に出なくちゃいけないということではないんですけれども、少しずつこうやって可視化が進んできているのはとてもいいことなんじゃないかなと思っています」
また、中央公園では支援団体などによるブースも出展されていて、こちらでは多様性の象徴である「虹」を来場者が体にペイントしていました。
同性パートナーを婚姻に相当する関係として承認する「パートナーシップ宣誓制度」は宇部市、山口市、阿武町で始まっていて、9月からは県も導入する予定です。
パレードには360人が参加し、およそ1時間かけて市内を歩きました。
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