午前5時44分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。
山口県では、1日夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
[気象概況]
梅雨前線が華中から対馬海峡を通り北日本にのびています。梅雨前線は、2日にかけて対馬海峡付近に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、山口県では、2日明け方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の実況]
降り始め(6月29日15時)から7月1日05時までの降水量
(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 185.5ミリ
岩国市広瀬167.0ミリ
美祢市東厚保 167.0ミリ
[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 60ミリ 中部 60ミリ 東部 60ミリ 北部 60ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 30ミリ 中部 30ミリ 東部 30ミリ 北部 30ミリ
1日6時から2日6時までに予想される24時間降水量は
多い所で、西部 200ミリ 中部 200ミリ 東部 200ミリ 北部 200ミリ
[防災事項]
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。