午後4時29分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。
山口県では、2日昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒し、1日夕方は河川の増水や氾濫に警戒してください。
[気象概況]
梅雨前線が華中から対馬海峡にのびています。梅雨前線は2日には朝鮮半島付近まで北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があり、土砂災害や洪水災害の危険度が高まっています。山口県では、1日夜遅くから2日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の実況]
降り始め(6月29日15時)から7月1日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 234.0ミリ周南市鹿野218.0ミリ岩国市広瀬217.0ミリ美祢市東厚保 207.5ミリ山口市前町198.5ミリ
[雨の予想]
1日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 30ミリ中部 30ミリ東部 30ミリ北部 30ミリ
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 40ミリ中部 40ミリ東部 40ミリ北部 40ミリ
1日18時から2日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 80ミリ中部 80ミリ東部 80ミリ北部 80ミリ
[防災事項]
土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、2日6時頃に発表する予定です。