大雨により冠水や浸水などの被害が出た山口県内各地の様子を取材しました。
午前8時頃の下関市安岡町。
近くの川から溢れた水で道路が冠水し、縁石を歩いたり足を濡らしながら登校する子どもたちの姿も見られました。
(記者リポ)「雨の影響であたり一面が水に浸かっています。あちらの電信柱も浸かっていて、かなりの高さまで水がきていると思われます。」
山口市小郡の一部地域でも道路が大きく冠水し、窓まで水に浸かる建物も見られました。
市内では午後5時時点で床上・床下合わせて5棟の浸水被害が確認されています。
また、この周辺は去年6月30日からの大雨でも被害をうけました。
(近所の人は)「去年よりかは少しはいいくらい。状況的には同じような状況です。」
山口市内では4つの地域のおよそ2万2500人に対し警戒レベル4の避難指示が発令されました。こちらの男性は今回初めて避難所を利用したと話しました。
(避難した人は)「雨が強くて何回も携帯電話が鳴りましたし、朝、消防の方が家までわざわざ来てくれて『危ないので避難してください』とこういう時に避難に適した場所を用意していただいてありがたく思う。」
今夜遅くにかけて引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。
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