●この先、活発な雨雲が流れ込む予想で昼頃にかけて、中部や東部を中心に強く降る時間も。
●夜になると広い範囲で雨は止む予想ですが、引き続き土砂災害や、河川の増水には引き続き警戒をしてください。
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きのう1日(月)は次々に流れ込んだ活発な雨雲で、緊迫感の高まる状況となりました。
夕方ごろから一時小康状態となった時間もありましたが、きょう2日(火)の未明ごろ、再度雨足が強くなってきました。発達した雨雲は北へと抜けていきましたが、現在は西部を中心に雨が降っています。
長時間、雨が降り続いていることにより、地盤がかなり緩んでいると見込んでいます。
今もなお、県内の広い範囲で土砂災害の危険度が高くなっています。
この先、県内には活発な雨雲が流れ込む予想です。昼頃にかけて中部や東部を中心に、強く降る時間もありそうです。
夕方にかけてところどころで雨雲は残りますが、次第に雨足は弱くなり、夜になると広い範囲で雨は止むと見込んでいます。
きょう2日(火)の未明、県内の土砂災害警戒情報は全て解除されましたが、雨が止んだ後も土砂災害や、河川の増水には引き続き警戒をしてください。
日中の最高気温は各地30度前後。かなり蒸し暑くなるため、油断せず水分補給を行いましょう。
あす3日(水)は梅雨前線が日本海まで北上する見込みで、久しぶりに日差しがしっかり届く時間がありそうです。日中の最高気温は、30度前後の蒸し暑い日が続きますが、夜になっても気温は中々下がらず、25度を下回らない、寝苦しい夜もあると見込んでいます。その後はまた前線がじわじわと南に下がり、週末も雲の目立つ空模様。
来週になると、またぐずついた梅雨らしい天気となりそうです。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)