午前6時26分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。
山口県では、2日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が華中から西日本を通って東日本の太平洋側にのびています。今後、梅雨前線は次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため、山口県では、2日昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。これまでに降った大雨により地盤が緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の起こるおそれがあります。また、2日夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の実況]
降り始め(6月29日15時)から7月2日06時までの降水量(アメダスによる速報値)
岩国市羅漢山 239.5ミリ
周南市鹿野238.5ミリ
岩国市広瀬230.5ミリ
美祢市東厚保 219.0ミリ
山口市前町209.0ミリ
[雨の予想]
2日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 30ミリ中部 30ミリ東部 30ミリ北部 30ミリ
2日6時から3日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 60ミリ中部 60ミリ東部 60ミリ北部 60ミリ
[防災事項]
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。土砂災害や浸水害、洪水災害のキキクル(危険度分布)に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、2日11時30分頃に発表する予定です。