環境に優しい自動販売機、その名も「CO2を食べる自販機」が3日、山陽小野田市に設置されました。
「CO2を食べる自販機」と銘打った自販機を開発したのはアサヒ飲料です。
3日は、山陽小野田市の複合施設「Aスクエア」で設置作業が行われました。
こちらの自販機コンプレッサーに空気を取り入れる部分に二酸化炭素・CO2の吸収材を置くことで、大気中のCO2を吸収する仕組みとなっています。
自販機が使用する1か月分の電力のCO2換算量のうち、最大20パーセントを吸収するということです。
(アサヒ飲料中四国支社 福本武士さん)「みなさんが普段使っていただけるものだと思うので。何気なく買っていただく自動販売機で、環境のことについてみなさんが身近に感じていただいて、少しでも考える機会になってもらえれば。」
自販機内に置かれるCO2の吸収材はおよそ2週間に1回交換することになっていて、回収した吸収材は肥料や建材などに活用されます。
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