「なぜ若者の投票率は低いのか」等をテーマに高校生と市議会議員が意見を交わすトークセッションが下関市の高校で開かれました。
長府高校で行われたトークセッションには、3年生およそ130人と市議会の議長や総務委員会のメンバーが参加しました。
参加者は各班に分かれて、「なぜ若者の投票率は低いのか」「下関には何が足りないのか」など5つのテーマで意見を交わしました。
去年2月に行われた市議会議員選挙の年代別投票者数によると、最も低いのが20代の20.18%、次いで10代の27.05%となっています。
生徒からは「議員がどのような仕事をしているかわからない」「投票所が遠い」等の意見が出されていました。
「議員は選ぶ時の情報が少ないのもそうだし、公民館とか投票場所に行くのも面倒くさいなと感じる人が多いのが現状かな。」
「議員の印象が変われば、若者が選挙に行ってくれるのではと思って企画した。」
「同じ人間なんだなと。遠い存在だったのが近くなったのが良かった。もっとちゃんと議員のことを知って投票したいなと思った。」
参加した市議は「情報発信に工夫が必要と感じた。同様の取り組みを、他の学校でも実施してもらいたい」と話していました。