高齢の母親とみられる遺体を自宅の居間に放置したとして母親と同居していた周防大島町の兄弟が5日、死体遺棄の疑いで逮捕されました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは周防大島町久賀の49歳と45歳の兄弟です。
柳井警察署によりますときのう午前9時35分ころ周防大島町の職員から「高齢女性の姿を見かけない」と通報があり警察官と役場職員が兄弟の自宅を訪問。
居間で布団をかぶせられた状態で横たわった遺体を見つけ、兄弟の2人を任意で同行しきょう未明、逮捕しました。
遺体は、兄弟と同居していた母親(当時77歳)とみられていて警察は司法解剖をして死因の特定を急ぐとともに事件性も視野に捜査していくとしています。
(近所の人 )
「(母親は)あまり家からも外へ出たというのも見ないし前からそんな感じ」
「息子と2人がぶらぶら上にあがったりあまり人通りの多いところはあまり行かず」
「息子さんが2人いるというのは今初めて聞いた」
警察の調べに対し兄弟は「3月ごろに母親が亡くなった」と話しているということですが警察は2人の認否については明らかにしていません。