山口市の良い景観づくりに貢献しているとして、大正時代に建てられた山口高校記念館が山口市景観賞に選ばれました。
山口高校の正門そばにあるのが、山口市景観賞「景観優良建築物表彰」の部門で優秀賞に選ばれた山口高校記念館です。
大正11年に建てられた木造建築で、いまは管弦楽部の練習場所として使われています。
9日、山口高校の梅田憲和校長に表彰状が贈られました。式に出席した山口市の伊藤市長も山口高校の卒業生です。
山口市 伊藤和貴市長
「ブルーグリーンの、ああいい色だなとずっと見ていました。市民の皆さんからしっかり注目されるよう祈っております。」
今年度の景観賞では良い景観づくりに貢献している市内にある建築物を広く募集したところ、応募があったのは6件。山口高校記念館については市民からの推薦でした。
審査を行った審議会は「薄緑色の色彩が田園や周囲の植栽と調和している」などと評価しました。
(梅田 憲和校長)
「山高生も含めて市民の皆さんに大事に思ってもらえる景観のひとつであり続けたいと考えています」
次回の景観賞は「世界に発信!」をテーマに写真コンテスト部門が開かれます。
この記事の動画はこちらから再生できます