インターネットの出会い系サイトで知り合った外国籍の女性を名乗る人物とのやりとりから、宇部市の60代の男性が現金と暗号資産あわせておよそ1700万円分をだましとられるSNS型ロマンス詐欺事件が発生しました。
宇部警察署によりますと、宇部市に住む無職の男性(60代)は、3月上旬ごろ、インターネットサイト上で、外国籍の女性を名乗る人物と知り合い、やりとりをはじめました。
男性は、この人物から「金の取引をしている、やってみないか」、「大きく投資すれば大きく儲けることができる」などと金への投資、取引所サイトでのアカウントの作成を勧められました。
話を信じた男性は、3月29日から6月25日までの間、指定口座への振り込み手続きで現金あわせて1560万円、コインアドレスへの送金手続きで暗号資産137万5000円相当をだましとられました。
警察では、SNSでお金を要求するのは詐欺の手口などと注意を呼び掛けています。