山口県美祢市出身の切り絵画家・久保修さんの展覧会が7月16日まで東京・新宿で開かれています。
久保修さんの個展「紙のジャポニスム」。
移りゆく四季折々の日本の風景や植物などが、繊細な切り絵で鮮やかに表現されています。
(久保修さん)「自然界の、僕が感じてきた日本を、いろいろな色や形で再現していって、それを作品として残していきたいということもあって今回は『彩り』をテーマにしました。」
作品には和紙を使うなど、切り絵を通して日本の持つ伝統も守り続けたいという久保さん。
今回、日本古来の美を表現する手法を新たに取り入れました。
それは、ふすまや掛け軸などに見られる「縦に描く美しさ」です。
これまでになく縦長の作品も今回、数点展示されています。
(久保修さん)「自分の故郷とか見て『ああ、こういう色あったよね』『こういう色見たことない』とか何かそこで日本というものを感じ取ってもらえたらうれしいなと思います。」
久保さんの個展は7月16日まで東京の伊勢丹新宿店で開かれています。
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