午後4時35分、下関地方気象台は大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報を発表しました。
山口県では、引き続き15日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。
[気象概況]
引き続き15日にかけて、対馬海峡に停滞している梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。このため山口県では、15日明け方から朝にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。雨雲が現在の予想以上に発達した場合、大雨警報を発表する可能性があります。また、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
[雨の実況]
降り始め(10日08時)から14日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
下関市竹崎 265.0ミリ
岩国市広瀬 250.5ミリ
山口市前町 234.0ミリ
[雨の予想]
15日に予想される1時間降水量は多い所で、
西部 40ミリ
中部 40ミリ
東部 40ミリ
北部 40ミリ
14日18時から15日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
西部 120ミリ
中部 120ミリ
東部 120ミリ
北部 120ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。