防衛省は、岩国基地にアメリカ海軍のオスプレイと最新鋭ステルス戦闘機F35Cを配備する計画を岩国市に伝えました。
両機種とも、日本国内では初の配備となります。
午前11時、松本尚防衛政務官ら防衛省・外務省の担当者が岩国市役所で説明しました。
岩国基地を拠点とするアメリカ軍の空母艦載機部隊に、CMV22オスプレイとF35C戦闘機を配備する計画ということです。
岩国基地ではこれまで、アメリカ海兵隊や空軍のオスプレイが中継基地として飛来することはありましたが、オスプレイの配備はこれが初めてとなります。
CMV22オスプレイはC2A輸送機の、F35CはFA18スーパーホーネットの機種更新となります。
配備される具体的な機数や時期は明らかにされていません。
松本政務官らは午後に県庁を訪れ、同様の説明を村岡知事らに行う予定です。
CMV22オスプレイとF35Cはいずれも、日本国内の基地では初めての配備となり、騒音の程度や安全性について地元自治体がどのように判断するかが今後の焦点となります。
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