中国電力が上関町で立地可能性調査をすすめている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、13日、計画に反対する集会が開かれました。
(上関原発を建てさせない祝島島民の会・清水康博さん)
「自分たちの住む場所に誇りを持てる、それが本当に大事だと思います。原発、そして、中間貯蔵施設にも反対していきたいと思っております」
集会は、中間貯蔵施設の建設計画に反対する5つの団体が開いたもので、町内外から主催者発表で140人が参加しました。
中間貯蔵施設建設に向けて中国電力は、4月に本格的な現地調査であるボーリング調査をはじめています。
集会では、中間貯蔵施設の問題点を訴える講演が行われたほか、「ボーリング調査によって森林が伐採され環境が破壊されている」などとして、計画の中止を求める集会アピールも採択されました。
(集会参加者)
「このような施設を建てることを一切認めることはできません」
集会の最後には、参加者がガンバローコールをして計画の白紙撤回に向けて団結を誓い合いました。
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