高校生による神楽の全国大会=「神楽甲子園」に出場する岩国高校坂上分校の生徒が、学校でリハーサルを披露しました。
こちらは、「三鬼」という演目。太夫が、自らの心に潜む欲望=「鬼」と戦います。
強い思いを持つことで目標を叶えることができるという、人間の心の問答を神楽にしたものです。
岩国高校坂上分校がある岩国市の山代地域は、古くから伝わる多くの神楽が残っています。
「神楽クラブ」の生徒は放課後、地元の山代白羽神楽のメンバーから神楽を教わっていて、去年に続き、「神楽甲子園」への出場が決まりました。
山口県からは唯一の出場です。
(「大鬼」を演じる3年・浅田悠希さん)
「伝統文化はすごいということを改めて大鬼・小鬼を演じて感じることができた。体を大きく見せて、鬼らしくがんばっていきたい」
神楽甲子園は今週末の2日間、広島県安芸高田市で開かれます。
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