柳井商業跡地に整備が進められてきた複合図書館がきょう(17日)、開館しました。
防災や子育て支援など図書館以外の機能も兼ね備えています。
柳井市の複合図書館=みどりが丘図書館には開館初日から多くの人が訪れていました。
みどりが丘図書館は延べ床面積およそ2500㎡、旧図書館の書庫を含め最大15万冊所蔵でき、解体などを含めた総事業費はおよそ29億円となっています。
市民活動支援としてワークショップなどに使うことができるスタジオや、防災機能として飲料水やレトルト食品を備蓄する倉庫も備え付けられているほか子育て支援機能として親子で靴を脱いでゆっくりと本を読めむことのできるスペースもあります。
(利用者)
「こうやって自由に動き回りながら本を読める場所がなかなかないので親としてはとてもうれしいです」
みどりが丘図書館を巡っては2018年に市が基本構想を策定、当初、2021年度中のオープンを目指していましたが市民の間で建設への賛否が分かれたため井原市長が建設費の予算計上を2年以上先送り、開館時期は当初の予定より大幅に遅れました。
( 井原市長)
「侃々諤々いろんな議論ある中で様々なご意見いただく中でより良いものをということで私たち努力もさせていただいて今日にいたっているそういう意味ではすべての方々に対して敬意を表して感謝申し上げたい」
また、みどりが丘図書館にはカフェも出店していて読書をしながらコーヒーなどを楽しむことができます。
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