「2024年に行くべき52か所」の3番目に選ばれた山口市。観光PRを先例から学ぼうと去年選出された盛岡市の関係者を招いた講演会が開かれました。
(わんこそば東家 馬場暁彦社長)
「盛岡からきてすごく思ったのは、盛岡すげえ盛り上がってるなって。(山口も)・・もうちょっといける、のびしろがあるんじゃないかなって思ったりしてます」
去年、「行くべき52か所」の2番目に選ばれた盛岡市。岩手県の名物・わんこそばを提供する店では早速、ニューヨークタイムズに掲載されたことを各メディアにPRしたといいます。
(わんこそば東家馬場 暁彦社長)
「(取材対応を)40~50件くらいやった。そのおかげで岩手、盛岡、わんこそば、ジャズ喫茶、コーヒー、ブックストアみたいな感じのワードが世の中にあふれて日本の人たちがとんでもない量来ました」
講演会には、観光を学ぶ大学生などが参加しました。
東京から新幹線で2時間ほどという立地にも恵まれた盛岡市。
駅に臨時の観光案内所を設置し、体験型コンテンツも企画。
去年の宿泊客数はコロナ禍前と比べると0.4%とわずかな増加でしたが、107万人余りとここ15年で最も多くなりました。
宿泊客から徴収する「宿泊税」の導入も検討しています。
(盛岡市観光課 藤谷 徹課長)
「地方はまだ空いてますよと。(有名観光地に)飽きてきたら違う魅力がまだ日本にありますよと。これからは観光は地方の時代だろうと」
山口市では今月祇園祭が行われる予定で、登壇した市の担当者は大内文化も積極的にPRしたいと話していました。
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