周南警察署は19日、40代女性が暗号資産1916万円相当をだまし取られるなど、SNSによる詐欺被害が3件発生したことを明らかにしました。
暗号資産1916万円分の詐欺被害にあったのは周南市の40代の女性です。
女性はことし4月、SNSを通じて知り合った外国籍の男を名乗る人から暗号資産の運用を勧められ、10回にわたり、指定されたコインアドレスに暗号資産1916万円分を送金し、だまし取られました。女性の口座には4月に166万円が運用益として振り込まれていたということです。
また、周南市の60代の男性は、ことし3月、交流サイトで知り合った日本人の女を名乗る人からネットショップの経営を勧められ、商品の仕入れや利益の出金費用として、5回にわたり、指定された銀行口座に71万7000円を振り込みだまし取られました。
また、20代の短大生の女性は、ことし5月、SNS閲覧中に表示された副業紹介のアカウントを通じて紹介された日本人の女を名乗る人から、遺産相続を名目に、情報漏洩保護管理費などとして、3回にわたり、電子マネーを購入してコード番号を相手に伝え、合わせて9万円分をだまし取られました。
警察はSNSでお金を要求するのは詐欺の手口として注意を呼び掛けています。