着物を着る早さや美しさなどを競うコンテストの世界大会が9月に東京で開かれます。
この舞台に出場する周南市の高校生がいま、練習に取り組んでいます。
周南市熊毛北高校。
夏休み中の教室を使って着物を着る練習に励むのは、ライフデザイン科に所属する3人の3年生です。
この競技は鏡を見ずにいかに早く美しく着物を着ることができるかを競うもので、3人の動作があっているかも審査の対象です。
先生「6分51秒です」
生徒「世界大会はみんな4分~5分代なのでまだ頑張らないといけない」
3人は去年10月、全日本きもの装いコンテスト中国・四国大会で3人1組の「学校対抗の部」に出場し3位入賞。
世界大会への切符を手に入れました。
以降、春休みには全体練習をしていたものの、部活や受験勉強の関係で1学期は自主練習のみでの活動に。
学校の夏休みを利用して、世界大会に向け本格的な練習を再開しました。
学校が開いている平日は毎日練習をするということです。
(山本百華さん)「いまは6分かかるが、本番までには5分切れるように。普段から仲良しなので、チームワークを忘れずに全力で精いっぱい頑張りたい。」
世界大会は9月8日に東京で開かれます。
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