●きょう2日(金)も最高気温は広瀬で38度など、各地で猛烈な暑さ
●週末にかけて猛暑は頂点に…過去の猛暑の記録を塗り替える可能性も
●来週は夕立の可能性もあり 猛暑の頂点は過ぎる気配も 猛暑はまだ当分収まらず
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きのう1日(木)は、山口で38.4度、広瀬で38.1度と2か所で38度台の気温を観測する、一段と猛暑に拍車がかかる一日でした。引き続き、西日本は真夏の暑さをもたらす太平洋高気圧がかなり強く、蒸し暑い空気に包まれた上に、連日の真夏の強い日ざしで地面が温まっていること。さらに大陸、チベット方面から張り出す高気圧の熱い空気にも覆われる、という猛暑の足し算が積み重なっている状況で、きょう2日(金)も猛烈な暑さに覚悟が必要です。
予想最高気温は、広瀬で38度、山口37度、そのほか広く35度以上で、場合により過去の県内での暑さの記録(38.8度…2018/7/25に山口で観測)を塗り替えるような、猛烈な暑さのおそれがあります。
県内には13日連続となる熱中症警戒アラートも出ています。昼間、炎天下での外の作業などは特に危険極まりない状況である、と心得て、とにかく暑さから、しっかり命や生活を守っていく対策を入念に行いましょう。
きょう2日(金)も県内は灼熱の太陽が主役の空で、降水確率0%…火照った大地を冷ます夕立も、ほとんど期待できません。
今週末も引き続き、記録を塗り替える可能性もある猛烈な暑さ。来週にかけても当分はギラギラ太陽が主役の空ですが、徐々に夕立の可能性もやや高まってくる、とみています。しかし、大地を一気に冷ますほどの雨までは期待できず、かえって一段と蒸し暑さが厳しくなるおそれも。猛暑の頂点は週末を境に過ぎる気配ではありますが、体力を消耗し続ける猛烈な暑さは、まだ当分、収まらない見通しです。
命や生活に大きく関わる、危険な暑さが続きます。可能な限り最大限の対策を心がけながら、真夏の暑さのヤマ場を健康第一で乗り切っていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)