周南市では、11月から公道での自動運転バスの実証運行が予定されています。
運行に向け6日に1回目の会議が周南市で行われました。
会議には県や周南市、防長交通など関係者およそ20人が出席しました。
今回、周南市で行われる実証運行は、県が周南市などと連携し取り組むものです。
11月から12月下旬までJR徳山駅から徳山動物園までの片道1.7㎞の区間で自動運転が可能なEVバスを使い、オペレーターが監視・一部操作する「レベル2」の実証運行を行います。
バスには、一度に10名程度乗車可能で誰でも無料で利用できるということです。
総事業費はおよそ7000万円で国からは4000万円の補助が出るということです。
(県デジタル推進局デジタル政策課 田村 長史課長)「この地域(周南市)の若者のみなさん、非常に自動運転に興味があると聞いているので、ぜひそういった皆さんに使っていただけるような技術、それをきっかけにして住み続けたいと思える地域にしていければ。」
実証実験では、信号のない交差点での右左折や歩行者への対応など課題を洗いだし、結果をもとに来年度には一部区間で完全無人の「レベル4」での自動運転を目指すということです。
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