周南市は完成から40年以上たつ文化会館について、予算63億円の大規模改修を実施することになりました。
工事は1年9カ月に及ぶ予定で、その間、全館休館となります。
周南市文化会館は1982年(昭和57年)に竣工。
年間およそ30件の公演が開かれているほか3つの練習室を備えていて、昨年度はおよそ14万人が利用しています。
しかし、外壁のひび割れや配水管の劣化が見られることや、竣工以来、電源設備を更新しておらず、大ホールやロビーの吊り天井の耐震改修が必要なことから、今回、大規模な改修をすることを決めました。
費用は63億円で、工事期間は2027年2月から2028年10月までの1年9ヵ月間。
その間、全館休館となります。
(周南市 藤井律子市長)「昨年調査をいたしました。その結果、天井が落下する可能性があるという結果が出た。大きな地震が起こった時にはどんなになるかわかりません。南海トラフとかいわれているからこそ、いまやらないといけない。」
周南市では、来月開かれる定例議会で改修費63億円を盛り込んだ補正予算案を提出する予定です。
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