●きょう9日(金)は上空に寒気を伴う気圧の谷通過
晴れ間もあるが急な入道雲発達での雨・雷も
●厳しい蒸し暑さ続く
きょう9日(金)は山口の最高気温36度予想
●週末は再び38度台の気温も
お盆にかけて夏空多いが時折夕立も
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きのう8日(木)の県内は、広くよく晴れて焼けつくような日ざしが照りつけ、最高気温が山口市内で38.8度と観測史上最高タイ記録に。また、広瀬でも、観測史上2番目の高温となる38.4度を観測しました。
けさにかけては、朝鮮半島方面から、上空に寒気を伴う気圧の谷が西日本付近に進んできています。
きょう9日(金)の県内は、この気圧の谷の影響で、日中はやや不安定な空模様となりそうです。晴れ間はあるものの雲も目立ち、局地的に急に夕立タイプの激しい雨、雷に注意が必要です。入道雲の発達具合や雷鳴などに気を付けて、いざというときに速やかに安全確保できる建物に逃げ込めるような準備を、常に行っておきましょう。
なお、台風5号は、このあと日本の東海上を北上。北日本方面はお盆のはじめ頃にかけて台風の大きな影響を受ける可能性が高まってきており、今後の進路などに十分注意が必要です。県内からは離れたところを通過するため、特に台風の直接の影響はない見込みですが、来週、お盆の頃も新たな熱帯低気圧が日本の南で発生する可能性があります。今後も熱帯低気圧、台風の最新情報にも、ご注意下さい。
きょう9日(金)の県内は、時々晴れ間もある一方、午後ほど急な入道雲の発達による、大粒の雨、雷などに注意も必要な、不安定な空模様となりそうです。怪しい雲が近づく時には、速やかに安全確保できる建物の中などに逃げ込めるような心構えで、生活していきましょう。
日中の気温は、前日よりはやや低めですが、それでも山口市内は36度に達するなど、体力を消耗する蒸し暑さが続くことは変わりません。また、きょう9日(金)も熱中症警戒アラートが、今朝から発表されています。これで20日連続のアラート発表…引き続き、命を守るための暑さ対策を、しっかり心がけましょう。
今週末は再び山口市内で最高気温38度に達するような、一段と猛烈な暑さとなるおそれがあり、その後、お盆にかけても体力を消耗する猛暑は止まらない見通しです。しっかり体力温存なども心がけながら、健康第一で過ごしましょう。しばらくは夏空多い日々ですが、時折夕立もある見込み。また、お盆明けあたりからは、場合によって、南からの新たな熱帯低気圧の動向に要注意となる可能性があります。
まだまだ、アラート級となる厳しい暑さが当分、続きそうです。体力温存なども心がけて、長丁場の暑さを健康第一で乗り越えていきましょう。
（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）